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PCオーディオ・ネットオーディオ情報&レビュー
担当SによるPCオーディオに関するあれこれ(非公式)
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【Windows10発売前】Windows10 Insider Previewを使ってUSBDACの動作検証をしています
皆さんご存知。2015年7月29日、Windows10がリリースされます。あと半月。もうすぐですね。
そんなわけで、ここしばらくプレビュー版となるWindows10 Insider Preview 64bitを利用して、
USBDACとPCオーディオ向アプリケーションの動作検証を行っています。

Insider Previewはまだ未完成な開発評価用の位置づけにあるOSでして、
Buildと呼ばれるバージョンによって評価期間中に度々アップデートされていきます。
ちなみに、2015/7/10にはBuild10166が公開されました。

s-win10test01.jpg
<Windows10 Insider Preview Build10166のデスクトップ>

とあるUSBDACとFoobar2000、HQPLAYER3を検証対象と定め、既に複数のBuildに渡って評価していますが、
Bulidが上がるにつれ、特にASIOの動作はかなり安定して来たように思います。
しかしながらWASAPI経由での動作については、Build毎に挙動が変わったり動作の安定性がもうひとつ、という印象です。
Microsoftさんの最後の追い込みに期待したいところです。

検証を始めた当初は、休止状態に入る際USBDACのドライバのインスタンスがメモリから解放されず、
復帰後にデバイスを全く認識出来なくなるため再起動をもって復旧させねばならない、なんて不具合もありました。
このUSBDACについては、Build10162以降でこの不具合がFIXされたのですけれど、
検証最初期、音が出るとか出ないとかノイズが出る出ないなんて要素以外にも
色々と目につく事がありまして、それらの挙動を注意深く観察せねばらならず、結構疲れました(笑)

s-win10test04_1.jpg

s-win10test05_1.jpg


本体や各種モジュールを最新のバージョンで構成したFoobar2000においては、
foo_dsd_asio経由でDSD/PCMとも出力が出来ませんでした。
しかし、foobar2000本体から直接USBDACのASIOドライバを指定してやるとPCMは正常出力しますので、
これはモジュールのひとつであるASIO Proxyの問題と推測しました。が、そこまでは解かっても、
それがOS側を起因とする問題なのか、ASIO ProxyにおけるWindows10の適合性の問題なのか判別はつきません。
Window7互換インストール等、色々やってみましたが上手く行かなったため、
結局、新しいbuildが公開されるのを待つ事にしました。

で、先週末のBuild10166の公開となるわけです。が、やはりfoo_dsd_asio経由で一切出力出来ません。
手詰まりになりそうなところで、ふと思いつきました。
「ASIO Proxyのバージョンをダウンさせてみてはどうか?」 と。
現在の最新ver.0.7.3から古いver.0.7.1.2にダウンバージョンしたところ、バッチリ出力してくれた次第。
ホッとするやらウレシイやら。

s-win10test06.jpg
<Foobar2000の検証バージョン>
・本体:ver.1.3.8
・ASIO Proxy : ver.0.7.3→正常出力せず ver.0.7.1.2→OK
・foo input sacd : ver.0.8.1
・foo out asio : ver.2.1.2
・foo out wasapi : ver.3.2.3
・直近での検証OSはWindows10 Insider Preview Build10166


対し、HQPLAYER3のほうですが、これもBuildが上がるにつれASIOでの動作が安定してきました。
低いBuildですと、USBDAC側のドライバとの連携がイマイチで、WDMドライバ側でおかしな挙動を見せていましたね。
ここ最近でリリースされたBuild10162以降は、それもFIXしたように見受けられます。

s-win10test07_1.jpg
<HQPLAYER3の検証バージョン>
・ver.3.7.1
・直近での検証OSはWindows10 Insider Preview Build10166


ハイレゾ用の再生アプリケーションだけでなく、OSに標準実装されている新ブラウザ・Windows Edgeや
音楽再生アプリ・Grooveミュージックからの出力も試してみました。
ちなみにGrooveミュージックについては、標準でFlacの再生にも対応していましたよ。

s-win10test08.jpg
<Grooveミュージック>


OSそのものの使い勝手としては、Windows8.1をベースにデスクトップ環境での操作性を向上させたような印象です。
そんなわけで、Windows8や8.1からの移行については操作感にほぼ障害がないと思われます。
ちなみに、Windows7からの移行についても、Windows8や8.1に比べればハードルが低くなっていると感じた次第。
使いやすさから、個人的は非常に好感を持っています。

s-win10test02_1.jpg
<デスクトップ右下、ウィンドウズマークを左クリック>
※デスクトップモードでは、あのメトロUIがデスクトップ側に融合されています
※デスクトップ側のプログラムも、ここから追う事が可能です

s-win10test03.jpg
<デスクトップ右下、ウィンドウズマークを左クリック>
※プログラムと機能、タスクマネージャー、コンパネ、デバイスマネージャー等の機能のリンク
※このあたりは、Windows8/8.1と共通です


ちなみに、検証利用しているPCの仕様です。
人柱はSandy Bridge時代の古いノートPC(元はwin7機)ですが、現状しっかりしたパフォーマンスで走ってます。
まあ、再生アプリケーションしかインストールしていないのでそもそも軽いんですけどね。
-----------------------------------
・Lenovo Thinkpad Edge(ノートPC)
・CPU: Intel Corei5 2520M@2.5Ghz
・Memory: 8GB
・System Disc: mSATA SSD 64GBにクリーンインストール
-----------------------------------
※もちろんRitmoでもやってますよ。



<タスクマネージャーのCPUその1(論理プロセッサ表示)>
foobar2000で24/96flac→DSD64にリアルタイムトランスコード
※SDM TYPEA
※トランスコードの最初に瞬間的なピークが来て、すぐ落ち着きます
 キャプチャ時のCPU使用率は9%


<タスクマネージャーのCPUその2(論理プロセッサ表示)>
HQPLAYER3で24/96flac→DSD64にトランスコード
※オーバーサンプリングフィルタ:Poly-sinc-short
※トランスコードの最初に瞬間的なピークが来て、すぐ落ち着きます
 キャプチャ時のCPU使用率は26%(HQPのPoly-sinc系は一般的に負荷が高めです)


▽Windows10へのアップグレードをご検討中のみなさまへ
懸命な皆さまにおかれましては当然ご認識とは存じますが、一応。
Windows10へのアップグレードを行う前には、ご利用されているPCメーカーさんや
USBDACやその他周辺機器を製造するハードウェア・デバイスベンダーさん、
再生アプリケーションソフト等のアプリベンダーさんによる対応状況をもれなくご確認くださいませ。
また、当該記事におけるInsider Previewは未完成のOSです。
バグとかバンバンあるってことでご認識くださいませ。
そう、お馴染みの “インストールするなら自己責任でどうぞ” でございます。


以上、簡単ですがご報告です。

 
【御礼とご報告】「アナログレコードを自炊アーカイブしてオリジナルハイレゾ音源を作っちゃうおうぜ」イベント
皆さん、こんにちは。

アナログオーディオショウ2015に便乗して開催した、
「アナログレコードを自炊アーカイブしてオリジナルハイレゾ音源を作っちゃうおうぜ」イベントでございますが、
アナログとは畑違いのオリオスペックにも拘わらず、有難い事にこんなに多くの皆さまにお集まり頂いた次第。

analog_お客さん001.jpg
<スタートの図>

analog_お客さん002.jpg
<中締め直前の図 (予定より1時間半延長)  お客さん、増えてるしw>


なんとまあ、予定を一時間半も延長した挙句、一旦中締めした後からもまた1時間以上の延長戦。
皆さん、帰らない。帰る気配すらないw

analog_お客さん003.jpg
<まだまだやってますの図 (中締め後、1時間は過ぎてたじゃないかと )>


講師をお願いした鈴木さん、アツかったですね。全開でちょっと暴走気味ではありましたが、まあ一般の方ですもの。
鈴木節、ここに炸裂。思いの丈すべてを伝えて頂くのですから、そうなっちゃっても致し方ないよね、と思うのでした(笑)
このようなハプニング性、玄人筋の業界関係者さんや評論家先生とは異なる魅力と楽しさがございますね。

で、講師の意向もございまして、鈴木さんご自身がアナログレコードをアーカイブした自炊ハイレゾ、
お客様には存分にお楽しみ頂いております。とにかく目一杯演奏しましたので全てを記録できませんでしたが、
以下の曲は間違えなく流しております。ああ、選曲はやっぱり80'sアイドルマニアックス(笑)
--------------------------------
・セーラー服と機関銃:薬師丸ひろ子
・もう逢えないかもしれない:菊池桃子
・タッチ:岩崎良美
・少女人形:伊藤つかさ
・ビーナス:長山洋子
・春はsa-ra-sa-ra:長山洋子
---------------------------------
※すべて自炊ハイレゾ 24bit/192kHz Wave(講師の鈴木さん作成)

analog_system001.jpg
<オリオスペックで売ってる商品が、ManhattanとRITMOしかない!(笑)>
 ※なお、HARBETHは特注で対応できますよ。いいスピーカーです。


で、メインのアーカイブの実演は以下のハードを使ってみました。

▽プレーヤー
Victor QL-7  (Direct Drive・なんと美品!) + Audio Technica AT15Sa (VM/シバタ)
  ⇒ 70〜80年代の国産アナログ機は、マニア向普及価格帯でもこのレベル!

analog_AT15.jpg

▽レコーダー
1.SONYのリニアPCM・ICレコーダー(市価2万円弱)+ エントリーラインのフォノイコ (Victor AC-S100)
  ⇒ フォノイコのOutputからICレコーダーのLINE INへ直結。ここは当然マニュアルレベル設定

sony_ICレコーダー.jpg Victor_AC-S100.jpg

2.TASCAM DA3000 + LINN INTEKのフォノイコ
  ⇒ プリメインアンプのTape OutからレコーダーのLINE INへ接続。勿論マニュアルレベル設定

analog_system002.jpg

▽お題
-----------------------------------
少女A:中森明菜
スローモーション:中森明菜
-----------------------------------
 ⇒ これ、ピクチャー盤。なんとも懐かしい

akina_PictureDisc001.jpg
<カワイイ!>

リーズナブルなICレコーダーとリーズナブルなフォノイコ、結構しっかりしたサウンドでした。
会場の評判はなかなか上々。試聴はICレコーダーのヘッドフォン端子を経由して行いましたが、
もしこれをPC+USBDACに変えたとしたら、もっとパフォーマンスがあがったんじゃないかと思います。

TASCAM DA3000を使用する場合では、レコーディングに伴うコツを解説して頂きました。
例えば、レベル調整のポイントであったり、カートリッジの選択であったり、物理結線についてだったり。
これらすべて、“RECレベルの調整を適切且つ有利に実現するのにはどう考えるのか?”、が主なポイントでした。
今回のデモでは、テクニカの顔とも云えるオールドなVMカートリッジ(AT15)をチョイスしてるのですが、
MM系らしいスカッとした抜けるその特徴が良く出ておりましてね。
成果物は、このプレーヤーで再生したアナログレコードそのままをパッケージした感覚。
たまに乗る軽いスクラッチノイズも含めて、まさにあの頃の明菜ちゃん。
これ、自炊ハイレゾの大きな特徴でありましょう。

会場にいらっしゃる皆さんの反応を伺いますと、あんまりにも簡単にアーカイブ出来ちゃいますし、
しかも成果物のクオリティはなかなか目を見張るものがありますので、皆さん結構驚いておられました。
中には、PC+Sound I/F+サウンド編集ソフトのスタイルで既にアーカイブなさっている方もいらっしゃいましたが、
このようなPCベースで手間暇を掛けておられる人の方が、あまりの手軽さによりビックリされていたみたいです。


また、これらの自炊ハイレゾと実際に販売されているプロが制作したハイレゾ音源との比較試聴も行ってみました。

▽お題
-----------------------------------
赤いスイートピー: 松田聖子 (自炊DSD64 <SONY PCM-D100利用> vs mora版 PCM24/96FLAC)
ピンクのモーツァルト: 松田聖子 (自炊DSD64 <SONY PCM-D100利用> vs mora版 PCM24/96FLAC)
-----------------------------------

▽再生系
-----------------------------------
PC:Oliospec RITMO DSD PLAY + HQPLAYER3
USBDAC:Mytek Digital Manhattan DAC
AMP:LINN INTEK
SPEAKER:HARBETH MONITOR 30.1
------------------------------------

当たり前と言ったらそれまでですが、やはりサウンド基調に違いがあるのです。
「いい・わるい」「すき・きらい」という観点は置いておいて、テイストの違いといいましょうかね。
フォーマットやサンプルレートの差を考慮したとしても、
自炊アーカイブはリリースされた当時のアナログテイストな雰囲気をふんだんに感じます。艶がテカテカ。
プレーヤーやカートリッジの特徴もしっかり乗ってますよ。やっぱり当時聴いたアナログレコードそのままって感じ。
対し、プロ制作のハイレゾは、描写をより明確にしたメリハリのある今っぽいサウンド。タイトでちょっぴりドライ。
少々強めな高域の特徴から推測しますと、一般的なハイレゾのイメージってこういうものなのかもしれませんねえ。
この差を思いますと、自炊ハイレゾというのはフォーマットやサンプルレートの選択をも含めて
“とことんマイオリジナルに染める事が出来る”、という点が魅力となるのでしょう。


akina_PictureDisc002.jpg
<知らない人は見て!見て! これがピクチャー盤です>


鈴木さん、アナログレコードの基礎的な知識についても触れておられましたね。
アナログレコードは、お皿の外周と内周の特性を理由にサウンド上の観点で有利不利が出るわけです。
ハイ、ここまでは「皆さん大変よくご存知」的内容でございます。で、この理屈と特徴なのですが、
レコードの制作現場では、踏まえてどのように板へと反映させていたのか?という裏側のお話をしてくださいました。
また、外盤と国内盤の音質差もよく語られる話で、カッティングレベルの差がその主な要因と言われておるのですが、
何故そのような差異が発生したのか? 、当時の制作現場の実話を元に解説してくださいました、
そんな、その仕事に就いた方でしかわからない深いエピソード、ふんだんに盛り込まれておった次第。

そうそう、もっとライトなネタもありましたよ。
伊藤つかささんのレコーディングのネタや長山洋子さんのエピソードも。これもなかなか面白かったです。
80年代アイドルマニアな皆さまは、さぞシビレタことでありましょう(笑)

これらの内容のすべて、オリオスペックのイベント会場にいらした皆さんだけにお届けいたしました。
この話、ここでは公開致しかねます。ごめんなさい。ええ、大人の事情です(笑)

また、鈴木さんの心底愛する80年代国産DDターンテーブルへの想いを伺っていますと、
「ああ、ジャパニーズオーディオの黄金時代ってキラキラ輝いてたんだなー」としみじみ感じるのであります。
いわゆるスーパーアナログ到来の期。実際、中締め後はこの時代の国産オーディオの話に花が咲いた次第。
ああ、いい時代だったのねえ。


なんだろう・・・今回の内容はオリオスペックのイベントというよりも、
アナログスペシャリストな店舗さんによるイベントっぽかったかもしれませんね(笑)
たまにはこういうオーディオ的に広い視点を持ったイベントもいいですね。
永遠のアナログレコードを通じた自炊ハイレゾの魅力、とてもよく伝わったんじゃないかしら。

アナログマニアな皆さま、あなたの愛するアナログレコードもそのままのテイストでハイレゾ化出来ますよ
ハイレゾファンの皆さま、アナログレコードも楽しいです。メカニクスで構成されるオーディオの魅力をどうぞ。
これがイチバン大事な事。アナログは音が悪いって思ってる方、それは大きな誤解ですからね(笑)
いろんなフォーマットが同時楽しめる時代ですもの。折角ですから満喫させてもらいましょうよ。


今回ご参加頂きましたすべてのお客様、並びに、ご協力頂いたすべての関係者の皆さまに心よりお礼申し上げます。

来年もアナログオーディオフェアが盛り上がりますように。
また、ハイレゾを含めたオーディオ全体が盛り上がりますように。

以上となります。

 
【御礼とご報告】 6/6 NAS用HDD ネットワークオーディオ聴き比べ
皆様こんにちは。
今回のイベントはいつものオーディオイベントとはちょっと異なる、PCオーディオ店ならではと申しますか
濃いー内容のイベントとなりました。(いつも濃いか・・・)
同じNAS7台並べて比較試聴なんて、普通やんないですよね。
でもそれをやっちゃうのがオリオスペックなのです!はい!
なんて、偉そうなこと言って、本当は自分たちがやってみたかっただけなんですけどね(笑)

HDDで音が変わるかっ!って、それ以前にケーブルで音が変わるかっ!、パソコンで音が変わるかっ!!
って思ってたんです。はい、この私S壱号だって・・・
それがやっていくうちに知っちゃったんですよ。なになに?なんで?????なんで変わるの???
今回最初にこのイベントやろうよ!って私に言って来たストレージ担当M なんて、ちょっと前までは
HDDで音が変わる??へっ!って鼻で笑ってたんですよ!それがどうですか(笑)
(その辺のことはストレージ担当ブログ オリオリオリオ〜 でお楽しみください)

気が付けばイベント告知をPCパーツ系メディア様やオーディオメディア様にも取り上げて頂き
今までにない注目度の高いイベントになっておりました!有り難いことです。ありがとうございます。

オリオスペックがNAS用HDDの比較試聴会を開催 ASCII.jp
オリオスペック、“全く予想不能”なNAS用HDDの音質比較試聴イベントを開催 Phile-web
HDDによってオーディオの音質は変わるのか?検証イベントが6日に開催 AKIBA PC Hotline!

イベント当日もおかげさまで予想を遥かに超えるお客様にご来場頂き大盛況となりました。
立ち見でも会場に入り切れない状況になり、大変ご迷惑をお掛けしてしまうことになってしまいました。

最初こんな感じで満員だーって思ってたら・・・

こんなんなっちゃいました!

ご入場頂けなかったお客様、誠に申し訳ございませんでした。この場をお借りして深くお詫び申し上げます。

さていよいよここからはイベント内容と結果のご報告です!

まず今回のイベントの趣旨は「HDDで音に差があるのかないのかを皆で確かめましょう!」ということ。
いわば公開実験です。音がいいとか悪いとかいうことはとりあえず置いといて、です。
ですから全く同じは無理ですが、出来るだけ条件を揃えるようにしました。

NASには販売台数ダントツ一位のQNAP TS-119を7台用意。
ファームウェアは全て Ver 4.1.3(弊社にて動作検証済の最新版) に揃えてから、各HDDを搭載。
HDDも新品かもしくは、検証時間の短いHDDを初期化して使用。容量も3TBに統一。(HGST He のみ8TB)
一台の8ポートHUB(PLANEX「SW-0008F2」10M/100M WEBスマートスイッチ)に同じケーブル(NAS付属品)
で並列接続。それぞれに同じ音源を同じようにコピーしました。

今回比較するHDD達は下記の通り。


今回比較試聴に挑む選手たちは下記の通り。

 1、Western Digital WD Red 3TB  
 2、Seagate NAS HDD 3TB  
 3、HGST DESKSTAR NAS 3TB  
 4、Seagate Enterprise Capacity3.5 3TB  
 5、HGST Ultrastar He8 8TB  
 6、SSD 500GB  
 7、Western Digital WD Red 3TB (NASのACアダプターを
FIDELIX PCオーディオ用に変更)



▽試聴システム
----------------------
ネットワークプレイヤー:LINN SNEAKY DSM(ネットワークオーディオテスト用に常設)
http://linn.jp/products/network-music-players/#sneaky-dsm
プリアンプ:AURALiC TAURUS PRE(エミライ様のご厚意で長期に渡りお借りしてます)
http://www.auralic.jp/products/taurus-pre/
パワーアンプ:AURALiC MERAK x2(エミライ様のご厚意で長期に渡りお借りしてます)
http://www.auralic.jp/products/merak/
スピーカー:ELAC BS243 BE (常設のOLIOSPECリファレンススピーカー)
http://www.elac.de/en/archive/products/BS_243_BE/index.php?pane=shipment
コントロール:LINN Kinsky(iPad2にて)
----------------------
今回比較試聴するにあたりどの構成がわかりやすいか色々と試してみました。
やっぱりいいDAC使った方がいいんじゃねー!?ってことでPC+MYTEK Manhattan DAC/PREAMP
も試してみましたが、あれ〜?差があんまりわかんなくなっちゃった・・・
ん〜?!これ、Manhattanの音だよね!そうそう、みんなManhattanの音になっちゃうんだ!

じゃあ今度はスピーカー変えてみる?ってことで来週のアナログアーカーブイベント用にお借りした
Harbeth Monitor 30.1に変更。おーっ、やっぱり大きいスピーカーは余裕があるね、何だか音楽に
包み込まれるような感じ・・・って、けど差がわかりにくいじゃんよ!

何のことはない色々試したけど結局最初のが一番いいってことで、上記システムに落ちつきました。

さあいよいよ比較試聴本番!
今回3曲の課題曲を用意しました。全て16bit/44.1kHz FlacでCDをリッピングした音源です。

1、坂本真綾「雨が降る」
2、MISIA「キスして抱きしめて」
3、ショパンピアノ協奏曲第一番 第三楽章

まずどのNASから再生しているのかは伏せたまま1、2の女性ボーカル曲2曲の冒頭15秒程度を
順番に7台のNASから再生し、30名強ほどの参加者に違いが分かったかどうか挙手でアンケートを取ったところ
参加者ほぼ全ての方が、違いを感じたという結果になりました。
ちなみに違いが全く分からなかったと答えたのはお1人だけで、この結果には正直驚きました。

さらにどのNASが良かったと感じたか、複数回答可でアンケートを取りました。
結果は下記の通りです。

 A、Seagate NAS HDD 3TB  7名
 B、SSD 500GB  11名  
 C、HGST DESKSTAR NAS 3TB   6名
 D、Seagate Enterprise Capacity3.5 3TB  3名  
 E、HGST Ultrastar He8 8TB  6名  
 F、Western Digital WD Red 3TB  6名   
 G、Western Digital WD Red 3TB (NASのACアダプターをFIDELIX PCオーディオ用に変更)  7名

何とSSDが11名と群を抜いてトップとなり、その他はほぼどんぐりの背比べ状態という結果に・・・
おいおい!HDDの比較じゃなかったのかい!これじゃあSSD vs HDDみたいじゃん!
まあまあ、いいじゃないですか(笑)


アンケート後に機種を明かして、数台ピックアップしながら曲を3のピアノ協奏曲に変えて確認をしました。
ここでも差がわかったと回答される方がほとんどでした。むしろ最初からこの曲でやった方が良かったかも・・・

この後、お客様からのリクエストで
T.M.Revolution×水樹奈々の「Preserved Roses」で比較試聴してみました。
正直音のイイ音源とは言えませんが、かえって差が分かりやすかったような気がしました。
スピーカーをHarbeth Monitor 30.1に変えてみたり、PC+MYTEK Manhattan DAC/PREAMP でも
比較試聴してみて頂いたりと、色々お楽しみ頂きました。

今回の公開比較試聴実験の結論としては・・・

1、感じ方や好みはあれど少ないながらもHDDで音に差はあるようだ。
2、好みや音楽のジャンルにもよるがHDDとSSDの音質差もありそうだ。
3、結果はシステム環境や試聴環境に左右され、どれが一番とは決められそうもない。

こんな感じかと。

私の個人的な感想としては「ヘリウムが良かったかも」です。
それと手前味噌ですが、電源を変えたREDもなかなか・・・すいません、あくまでも個人的な感想です。

何はともあれ、無事イベントとして成立したようで一安心。
ご参加頂いたお客様にもお楽しみ頂けたようで何よりでした。誠にありがとうございました。
結果として差がありそうだっていうことも皆さんで共有出来たということで、意味はあったかなと思っております。
もっとも主催者の私たちとしては、結果全く差がないじゃん!でも良かったんですけどね。
むしろその方が幸せだったかも(笑)

といいつつ場所を変えて次なるイベントを企画してたり・・・
全く懲りないS壱号なのでした。

最後にご協力頂きました関係者の皆様、ご来場頂きましたお客様に心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
 
【御礼とご報告】 5/30 naimaudio mu-so試聴会 二回目@お馴染みの秋葉原
皆さんこんにちは。

5月後半のnaimaudio mu-so推しという事で、2週に渡るオールインワンミュージックシステム mu-soの試聴会。
2週目はお馴染みの秋葉原オリオスペックイベントスペースです。

muso-olio002.jpg



ん?いつもとちょっと感じが違うかもって。
あ、スルドイ(笑)今回は椅子の向きをいつもと逆に置いてみました。
しかもmu-soは、座席からオフセンターに鎮座なさっております。
そうです、mu-soのサービスエリアは広いのです。
しかも、スイートスポットが存在しないんじゃないか?と思えるほどのフリーレイアウト設計。
ええ、色々と考えてるんですよ、ワタシたちも。
夏秋武蔵屋酒舗さんのイタリアワイン・コラボイベントに触発されたのかしら。
S壱号、レイアウトにいつもよりも頑張ってます(笑)


muso-olio001.jpg

ご参加の皆さま、いつもと比較して少なめです。まあまあ、それはそれ。
いつもの常連様を筆頭に、ご来店が切っ掛けで急きょご参加頂いたお客様。そして業界関係者の方のお顔も。
ウチのイベントは業界関係者が交じる事、多いんですよねえ(笑)
そして、とってもウレシイ、古参のnaimaudioファンの方がご参加です。
なんと、本国のwebで販売されているnaimロゴ入りオフィシャルポロシャツ着てらっしゃいます。
強力なメンツは揃ったじゃんか。


さて、今回のお題はサウンドトラック。
サウンドトラックと言えばもちろん映画なんですが、今回はちょっと拡大解釈。
映画に加えて、テレビドラマやその他のテーマソング、CMソングも鳴らしてみました。
mu-so、これらをダイナミックに鳴らすのが特徴でして、
音楽の波が押しては引く、そんなリズムの取り方がとても心地よいのです。

いろいろかけましたのですべてを網羅出来ていませんが、セットリストは概ねこんな内容だった気が。
選曲に片寄りあるのか? 選曲者たちの過ごした時代っていうのが丸わかりですねw
※順不同
-------------------------------
・Star Wars (スター・ウォーズ) 〜 John Williams 作曲
・Raders March (レイダース失われたアーク) 〜 John Williams 作曲
・E.T. (E.T.) 〜 John Williams 作曲
・Olympic Fanfare and Theme (1984 Los Angeles Olympic 公式曲) 〜 John Williams 作曲
・Gonna Fly Now (ロッキーのテーマ) 〜 Bill Conti 作曲
・Power (1984 Los Angeles Olympic 公式曲) 〜 Bill Conti 作曲
・Eye Of The Tiger (ロッキー3) 〜 Survivor
・Danger Zone (Top Gun) 〜 Kenny Loggins
・A Whole New World (Aladdin) 〜 Regina Belle & Peabo Bryson
・I'm Every Woman (The Bodyguard) 〜 Whitney Houston
・Sweet Home Chicago (ブルースブラザース) 〜 The Blues Brothers
・Think (ブルースブラザース) 〜 Aretha Franklin
・SHAKE A TAIL FEATHER (ブルースブラザース) 〜 Ray Charles
・Die Walkure (地獄の黙示録) 〜 Richard Wagner 作曲
・仁義なき戦い (仁義なき戦い) 〜 津島利章 作曲
・Rhythm And Police (踊る大捜査線) 〜 松本晃彦 作曲
・Woman-Wの悲劇より- (Wの悲劇/角川映画) 〜 薬師丸ひろ子
・探偵物語 (探偵物語/角川映画) 〜 薬師丸ひろ子
・Bad City (探偵物語/TVドラマ) 〜 SHOGUN
・Lonely Man (探偵物語/TVドラマ) 〜 SHOGUN
・二人静 (天河伝説殺人事件/角川映画) 〜 中森明菜
・新選組! (2004 NHK大河ドラマ)  〜 服部隆之 作曲
・風林火山 (2007 NHK大河ドラマ)  〜 千住明 作曲
・Theme From Star Trak (アメリカ横断ウルトラクイズ) 〜 Maynard Ferguson
・Overnight Success (1985 SONY カセットテープCM) 〜 Teri DeSario
・Do I Do (1982 TDK カセットテープCM) 〜 Stevie Wonder
-------------------------------
※フットルースもかけるつもりだったのに、アクシデントがあってリスト漏れ。ちょっと残念。


最初は皆さん、ちゃんと所定の席にご着席頂いていたのですが、時間が経つに連れてフリースタイルな状態に。
遠くに離れる方。前に出てくる方。しゃがんでみる方。mu-soの裏手に回る方。
とうとう椅子をひっくり返して、mu-soと逆向きに座ってみる方が出てきましたw

mu-soって、スピーカーの真ん前に陣取って眉間にしわを寄せながら聴くのは似合わない。
というか、カッコ悪いくらい。普段の生活と同じように自由な聴き方で楽しんで頂きたい。
床に寝そべってみるとか、本を読みながら聴いてみるとか、
可能ならば炊事や掃除洗濯をしながら聴いていただきたかったくらい。

最後の方はお客様と雑談しながら聴いていたのですが、誰かが仰いました。
「mu-soのサウンドって、会話を邪魔しないんだね」

そうなんですよ! ご家族が集まるリビングルームやお客様をお通しする客間でのBGMもそうですし、
同様に、カフェやレストラン、バー、ブティックで使うBGMシステムの適性があるってこと。
気合いの入れ過ぎたオーディオ機器をこの用途に使用してみますと、
音楽の描写が明瞭過ぎて、その場のみんなが黙っちゃうんです。
やがては音楽の鳴るほうへ顔を向けちゃて、音楽だけを聴き出しちゃう・・・。
むしろ、顔を向かされるとか聴かされちゃうって表現するほうが正しいのかもしれませんね。

「イイ音なのはわかるけど、その手のイイ音っていうのは困っちゃうんだよね」
イイ音いろいろ。行きつけのバーのマスターがよく語ってくれてます。
お客さんどうしの会話がメイン、音楽は心地のよいサブ。そんな環境にこそ mu-soのサウンドなのです。


muso-olio003-2.jpg

本気のハイファイオーディオなんだけど、その枠に囚われないサウンドスタイル。
「音楽と寄り添う」って言葉がいちばん似あってる。
mu-soのそんな特徴、感じてもらえたのであれば幸いです。

今回ご来場頂きましたお客様、また全力でmu-so推しの期間にご購入頂きましたお客様へ心よりお礼申し上げます。
オリオスペックは、これからもmu-so推しでいきたいと思います。

 
【御礼】 5/23 naim mu-so出張試聴会&イタリアワイン試飲販売会コラボイベント@市川
皆さま、こんにちは。S弐号です。

オリオスペックPCオーディオチーム初の出張イベント、naimaudio mu-so試聴会は盛況のうちに終了致しました。
コラボレーションさせて頂いた、夏秋武蔵屋酒舗さん&フェリアさんのイタリアワイン試飲販売会も同じく大盛況でして、
JR市川駅前の大門通り商店街がいつもよりも華やかな通りになった次第。

当日は天気もよく少し暑いくらいの日和でしたので、外出には最高でしたね。
いつもイベントに足を運んでくださる常連参加様やお客様、ベテランnaimファンの皆様、業界関係者の方に限らず、
お散歩されていらした地元の音楽好き・オーディオ好き・ワイン愛な皆さまにもお立ち寄り頂けました。
両イベントにご来場頂きましたすべての皆さまに、厚くお礼申し上げます。

さて、mu-soが奏でるサウンドの評判でございましたが、これまた大変好評でした。
mu-so、今回の環境と特にマッチングがよかったのか、今まで以上にのびのびをしたサウンドでして、
「音楽の楽しさすべてを鳴らしきってるぜ!」っという大変すばらしいパフォーマンスを見せた次第。
mu-soから少し離れた場所でワインを試飲されていらしたお客様からも
「イイ音で鳴ってますねえ」とか「ちゃんとしたオーディオってスゴイんですね」との感想を頂戴しました。

コラボさせて頂いたイタリアワインも美味しかったですよ。
オリオスペック側のお客様にも沢山ご購入頂いております。こちらもありがとうございました。

オーディオとワインって、深く見てみると結構似てるところがございましてね。
感性、志の高い造り手とそのコダワリへの理解、ベースとなる知識、そしてその表現。
今回のコラボレーション、いつもと違う刺激があり、私共も大変勉強になりました。
このスタイルの試聴会は、機会が出来れば今後も続けていきたいですねえ。
微力ながら地域の盛り上げに一役買ってみる、という趣旨も心から賛同出来ますし。

面白いものにはバンバン乗っかってくぜ!
いつも前ノメリなオリオスペックからの御礼とご報告でございました。

つづく 5/30(土)は秋葉原オリオスペックのイベントスペースでもnaimaudio mu-soの試聴会を行います。
こちらにも是非ご参加ください。参加お申し込み方法等、詳しくは “こちら”


以下、写真で振り返る 「mu-so出張試聴会&イタリアワイン試飲販売会コラボイベント@市川」 です。

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どうですか、スゴイでしょ? ワタシたちだって、やれば出来る子なんですよw
S壱号は当日朝に至るまでディスプレー用小物の調達に走ってるし、
S弐号も自宅のありとあらゆるnaimグッズをかき集めてます。
夏秋武蔵屋酒舗さんから拝借したワインの樽がいいアクセントになってますよね。
どうせコラボするならカッコよくしたいじゃないですか。
mu-soをちゃんとお化粧してあげたい、オリオスペックの本気。


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主役のnaimaudio mu-soコーナーです。
mu-soを置くために誂えたのか!というくらいにジャストサイズな造り付けの棚。
高さも完璧な一枚板の棚の後ろは漆喰壁になっています。
この場のmu-soのサウンドパフォーマンス、それはそれは見事でした。
響きの美しさ、明瞭さ、ビート感。音楽をより楽しむための要素がそこには詰まっていました。
この試聴コーナーのみならず、mu-soから距離があるワインの試飲ルームへも
心地よいサウンドがデリバリーされてたそう。


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折角スペースがあるので、ちょっとマニアックなPCオーディオシステムも組んでみました。
ソースは、iFI nano iDSDとオリオスペックオリジナルのNUC PCによるマイクロシステム。
スピーカーはビンテージな BBC Grade2 Broadcast Monitor LS3/5A で、
それを鳴らすためのアンプには、80's後半〜90's前半にリリースされた ONIX OA21s をチョイス。
海外のLS3/5Aファンからカルト的人気を持つ英国資本時代のONIXの銘機です。
ヘッドフォンユーザーさん向けには、オシャレなOPPO HA-2もご用意させて頂きました。

この日、mu-soのサウンドパフォーマンスはこのシステムのサウンドすら喰っていました。
この結果にはちょっと驚いた次第。やるなあ、mu-so。


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大門通り商店街の通りから試聴コーナーを覗いてみるとこんな感じ。
夏秋武蔵屋酒舗さんのM'bisコーナーを利用させて頂きました。
この部屋の中の右サイドには丸テーブルと椅子をご用意しておりまして、外にも椅子を並べてます。
サービスエリアが広いmu-soのサウンドに乗って
イタリアワインをお楽しみ頂けるスペース、ご提供させて頂いた次第。
この日は天気がよく風も爽やかで、吹きっさらしの環境がまた心地よかったのです。
夏秋武蔵屋酒舗さんの看板ネコ “ズラちゃん” も、ご機嫌でお散歩しておりました。


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こちら、mu-so試聴コーナーの対面にあるイタリアワイン試飲コーナー。
夏秋武蔵屋酒舗さんが開設されているワインバー・フェリアさんの中です。
これ、試飲会が始まってすぐの光景。
naimなソムリエのお姉さんもそこにはいたのであります。

mu-soの設置場所から見ると狭い路地を挟んだこちらの試飲コーナー。
実はこの中へもmu-soの心地のよいサウンドがしっかりデリバリーされていました。
小音量で使うご家庭向けミュージックシステムだけではなく、
店舗等で使用できるBGMシステムとしての適性もmu-soは持ち合わせている事、ここで証明しています。


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試聴会&試飲会が始まって40分くらい経ちますと、既にこんな様相です。
地元の方を初めとしたワイン好きな方に沢山ご来場頂きました。
休日の大門通り商店街の入り口が賑やかに、そして華やかに彩られております。

この状況から時を経たずしてmu-so試聴会場にもお客様がご来場。
一番最初のご来場者は、お散歩なさっていた地元の音楽好きの方。
一旦通り過ぎたんですが、「何やってるんだ?」と思い、通りを戻って来られたとのこと。
それから間もなく多くのお客様にご訪問頂きまして、こちらも賑やかになりました。
そんなわけで、mu-soコーナーの賑やかな写真は撮れず仕舞。残念です。
皆さま、滞在時間が長く、ゆっくりご試聴頂く事ができたようです。

なんでしょうね、こういう環境で音楽やワインを楽しむというのは
心が豊かに、そして穏やかになっていく気がします。


末筆ではございますが。

JR市川駅近郊にお住まいの地元の皆さま、遠方より足を運んで頂きました皆さま、
naimaudioファンの皆さま、心よりワインを愛する皆さま・・・、
当日ご来場頂きましたすべてのお客様に御礼申し上げます。
また、今回ご協力頂きました夏秋武蔵屋酒舗さま&フェリアさま、
イタリアワインのインポーター・ディビーノ様、
差し入れを頂きました、市川駅前のBar・ソーダポップ様にも心より御礼を申し上げます。

以上、御礼とご報告でございます。


※夏秋武蔵屋酒舗さん&フェリアさんによる御礼記事は “こちら” でございます。

 
【ご報告と雑記】 やっちゃった感満載だった、深夜のDSD5.6MHzリアルタイムストリーミング配信パブリックリスニングイベント
「無謀!」

身も蓋もないそんなお声をアッチコッチから頂戴しました、この深夜イベント。
ぶっ飛んだ実験そのものに対してではなく、
勢いだけは異常に持っている我々に向けられた言葉というのが、これまた(笑)

多くの皆さまの予想に違わず、26時のお客さんの様子は 「ほれ、このとおり」w

お客様なし2015041.jpg
<イベントとしては大変珍しい光景w>


逆張りしてたS壱号・S弐号、顔を見合わせて苦笑い。「これはやっちゃいましたねえ」
気が付きゃ、いつものお馴染みさんが御一人様。ああ、あなたは救世主。
勇気ある深夜のご来場、誠にありがとうございました。


リアルタイムのベルリンフィル、ミッドレンジが特に充実する少々重めのサウンドで、艶もテッカテカに乗っております。
疎としての空気感がバリバリだった東京・春・音楽祭の音調とは、少々異なっておるように感じられました。
この違い、果たしてどこから来たのだろう? 編成? ホールの大きさ? マイク?
うーん、レコーディング時の詳細な技術解説が欲しいところ。

そんな違いを感じつつも、オペラの魅力とか面白さはまさに全開であります。
フランス人のベルリオーズによるファウストの劫罰をドイツのオーケストラが演奏するのをして
「生真面目・・・」とつぶやくように表現なさった方がいらっしゃいまして、
思わず笑みも出つつ、色んな視点で楽しませて頂いたわけでございます。


ベルリンフィル_ベルリオーズ.jpg
<見た目大変シンプルな、専用アプリPrime Seatの画面>


さて、当日のストリーミングの状態でございますが、
DSD128(5.6MHz)において、日本の配信サーバではほぼ音が途切れずにまたも見事終了と相成りました。
「快適」 という言葉で表現してもよかったのではないかと。パチパチパチ。
で、サーバロケーションの異なるEUやASIA、USではバッチリ途切れた次第。
音が出るまでの最初のバッファリングでもかなり時間が掛かってましたねー。
今回の実証実験、オリオスペックの環境に限定しますと、配信サーバまでの経路が影響したって事になりましょうか。

TCPコネクションとネットワーク20150412.jpg
<軌跡は前回同様ですね>


DSD128(5.6MHz)をリアルタイムストリーミング配信してみよう!なんていうとんでもないチャレンジを
ついつい応援したくなってしまい、「じゃ、イベントでもやってみっか!」として形にさせて頂いた次第。
で、勝手に応援すると決めた以上は我々も覚悟を決めたんですよね。
“オリオスペックで販売していない” KORGさんとSONYさんのDACを使ってイベント組んじゃうぞ!っと。

仮にお客様が 「それさー、売ってよ。いくら?」 と申されても、
「すみません、売り物じゃないんですよ。ご近所のお店さんかWebでポチっとお願いいたします」
・・・なんて、ギャグみたいなやり取りすら覚悟しておりました。ここ、お店なのに。
クレージーなのは深夜イベントってところだけではなかったんですよ(笑)

KORG_SONY_DAC.jpg
<う、売りものじゃありません・・・>


ま、いいんです。私たち自身がガッツリ楽しんでたので。いつもの事ですけど(笑)
こういうワクワクする出来事には、今後もバンバン乗っかっていきたいと思うオリオスペックでございます。
懸命なる皆さまにおかれましては、これからも暖かくご支援を頂けますと大変うれしく存じます。


末筆ではございますが、2つのイベントにご参加頂いたすべてのお客様に心より感謝を申し上げます。
また、この実験に携わっておられた KORGさん、IIJさん、Saidera Paradisoさん、SONYさんのご関係者の皆さま、
本当にお疲れ様でございました。

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※4/5開催 「東京・春・音楽祭」の
 DSD5.6MHzリアルタイムストリーミング配信パブリックリスニングのご報告と御礼は こちら
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で、以下は後日談とか雑記でございます。
ご興味ある方は “続き”をどうぞ。 


 
続きを読む >>
【とりあえずご報告と御礼】4/5開催 “DSD5.6MHzライブストリーミング配信・パブリックリスニング!”
そして、その日はやってきました。
「東京・春・音楽祭」に合わせて行われた、DSD5.6MHzライブストリーミング配信実証実験。

オリオスペックでもAM11:00に合わせてリスニングを開始しました。
バッファリングからサウンドが流れるまでの10秒ほどの時間、ドキドキです。

この日、オリオスペックの環境に限ると、日本の配信サーバからのストリーミングは朝から驚くほど安定していました。
DSD128(5.6MHz) らしい空気感あるサウンドで素晴らしかったです。
ネットワークごしのリアルタイム配信というのが、ちょっと信じられない気分。

事前検証では、平日16時30分を過ぎたあたりから夜にかけて DSD64(2.8MHz) でも途切れ途切れの状態でした。
が、本番は第四部が終了する18時まで、DSD128(5.6MHz) でほぼ途切れず、泣けちゃうほど素晴らしい様相。
途切れたのに気が付いたのは、第三部終了直前の1回だけ。約10秒ほどの再バッファで復旧です。

オリオスペックの周囲の方では、「自宅試聴で全然上手くいかなかった」という方もいらっしゃいましたし、
会場でも同じようにストリーミングをモニターしていたらしいのですが、噂で聞く限りではそこでも切れていたとのこと。
今回は運が良かったのか? どうあれ、本番に強いオリオスペック(笑)


午前中の第一部開始から午後初っ端の第二部終了まではお客様がほとんどいらっしゃらず、
言うならば身内だけのようなものだったので、のんびりまったりした雰囲気。

折角の機会なので、リソースモニターやパフォーマンスモニターで状態をチェックしたり、
Wiresharkを使ってパケットキャプチャを行いながらストリーミングの挙動を観察したり、
tracertで配信サーバからの経路を確認したり。みんな寄って集ってのやりたい放題w
あと、日本以外の配信サーバからのストリーミングをテストしてみたり、
同一LAN内の別クライアントPCからもう1セッション張ってみた時の再生状態を観察したり、もしてみました。
好き物が集まってる時間でしたので、まあ “興味本位のデータ取りタイム” という感じです。


試聴イベントらしい体裁が整ったのは第三部でした。
一般のお客様に加え、某大学でオーケストラ部に所属されている男女7人の皆さんと一緒にのんびり音楽を楽しむ方向へシフト。
題名のついてる鑑賞会、そんな気分です(笑)

お客様20150405.jpg

ほぼすべてのお客様はご自分で楽器を演奏なさる方でして、オーディオマニアの方ではありません。
おまけに、ハイレゾ・DSDについてもほとんど馴染みのない方ばかり。
この点、普段オリオスペックのイベントにご参加頂くお客様とはまた違う層ですね。
そんな若いアマチュア演奏家の皆さんが感じるDSD5.6MHzライブストリーミング配信、
実際どんな印象をお持ちになったのか伺ってみました。
その感想もいつものものとは一味もふた味も違っています。コメント、本当に驚かされた次第。

少しご紹介しますと・・・

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すごく良かった!音自体が立っているというか、一音一音が立体的な感じというか、空間をもっているような感じがした。
個人的な感想をいうと、Fl(フルート)とかpicc(ピッコロ)がみずみずしくて聞き惚れた。
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聴いてみて、ホールにいるような感覚を味わえた。
特に、ピアノの演奏を聴いたとき、ピアノの音がまっすぐ伝わるような蓋側(音がよく響く方)にいる気分。
あと、譜めくりをする人が居るんだけど、歌とのデュエットの時には舞台の中にいるような気分に。
室内楽になったときも、タッチや弦のかすれ、全部の楽器が上手くハモっているところ、ホールよりも細かく聞こえてよかった。
演奏楽器や規模によって、ホールにいるとこのあたりかな・・・というように聞こえ方が変わったように感じた。
ただ、演奏を録音(?)して聴いているので、ホールで自分で好きな場所をとって聴いている時とは違い、
どんな時もハモった一定の綺麗な聞こえ方をしてるのがちょっと残念かも、と思った。
スピーカーの向きや音量を調節すると、低音寄りで聞こえたり2階席にいるような気分が味わえたり・・・と
もっと楽しめるんじゃないかなっと。個人的にはとても好きな感じだったので、家で試してみたくなった。
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DSD特有と言うか、録音環境の空気感をまとめて録っている様な気がするので、
その全体の空気感が丸ごとスピーカーから出てくる感覚を持った。
が、そのまとまった空気感が再生環境下の空気感に溶け込むまでに時間がかかるというのか、
そこに厚い層が1枚あるな、とも同時に感じている。
録音環境下で既に完成された空気感をそのまま再生環境下に持ってくる事により生じる違和感??の様なものも感じた。
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他にもこんな声がありました。

「ピアノのペダルを踏んだとき、気が付きます」
「声楽の時の息づかい、聴こえる」
「ピアノ、ちょっとミスタッチしてた。となりのキーに少しだけ触れた瞬間、わかった」
「演奏者、一瞬気が抜けた瞬間があったのに気が付いた」
そうそう、「DSDで自分たちの演奏を録音されるのは正直コワイ」 とのご意見も(笑)

楽器の向きや演奏時の操作の際の音など、「気配や空間」という部分すらちゃんと読み取っていらっしゃるのですねー。
「現地ホールの空気感と再生環境」に対する視点は個人的に興味深いです。もうちょっと詳しく伺ってみたい気分。
演奏家視点をベースにされた皆さんのコメント、ハイレゾ・DSDに関わる私たちは非常に勉強になりました。
率直な感想をお伺い出来てうれしいです。ご参加の皆さまに心より感謝致しております!

構成される楽器の多さから来る音域の広さや音色の多彩さ、ピアニシモからフォルテシモに至る小音量から大音量の差など、
クラシックは音楽としての構成要素がより多く詰まっていますから、今回の実験としては好ましい選択だったのかもしれませんね。

配信状態がよかったので、なかなか楽しかったです。
再現力、従来のストリーミングとは別次元だったんじゃないかと。
もっとお客様が関心を持ってくれればいいのにね、と皆で話していたくらい。
今週11日土曜日深夜のベルリンフィル中継が待ち遠しい気分です。


以上、取り急ぎのご報告です。

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※4/11深夜開催 「ベルリンフィル」の
 DSD5.6MHzリアルタイムストリーミング配信パブリックリスニングのご報告と御礼は こちら
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【余談】
▽お遊びの話

折角興味本位のデータ取りをしてみましたので、ちょっとだけ内容をご紹介。
録音技術側の解説は他のオーディオ系メディアの取材記事として既に公開されておりますので、そちらをどうぞ。
ここではPC側の専用アプリケーションと配信サーバ側の振る舞いについて、ちょっぴりお話させて頂こうかと。
分析はまだですが、なかなか興味深い事も見えてきました。

興味おありの方は “続き” をどうぞ。

 
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【さらに補足】 “80年代女性アイドル歌謡” に関連する情報をご案内します
こんにちは。今だにアタマの中が80年代のS弐号です。

前記事 【御礼と雑感】 “オリオスペック Presents 80年代女性アイドル歌謡祭” を振り返って” に関連したネタを。

アドバイサーの井上さんからも、 “80年代女性アイドル歌謡” に関連したweb情報を頂戴しましたので、
新記事として補足させていただきますね。

その頃のアイドルって、決して会いに行く事は出来ないブラウン管の向こう側だけの存在。文字通り“偶像”
私たちには知る由もない“偶像たちの内側”とは、
関係者だけが触れる事・覗く事を許されていた “内々の出来事” と言えるのかも。
そんなエピソードを今お聞きできるのって、やっぱり胸がドキドキしますよね?
アイドル自身やその楽曲に込められた想いに対し、より深い理解のための助けを与えてもらえた感覚。
それは、見方や楽しみ方の角度がまたひとつ増えていく喜びでもあります。


小泉今日子ハイレゾ配信開始!当時のディレクター・田村充義さんに訊くレコーディング秘話! 〜 mora

前記事の追記に示すリンクとも関連するお話です。
当時、どんな人たちが何の役割を持ち、どの様に楽曲を作りあげていたのか、そんな過程の一端がわかりますよ。
「え?あの曲のあの楽器の音って実はそうだったの?」っていう爆弾も仕掛けられてます(笑)
筒美京平や馬飼野康二の名前が出たり、スタッフが考えるキョンキョンと他のアイドルのポジショニング、
当時の音楽シーンの移り変わりなんかも語っておられます。やっぱり面白いです。


キョンキョンつながりで、お亡りになった佐久間正英さんのブログ記事。

真っ赤な女の子の編曲を手掛けられた、佐久間正英さん。
その時の話に絡めて、ご友人であった茂木由多加さんのお話に触れておられます。
この茂木さん、佐久間さんのそれと近い時期に、早見優さんの夏色のナンシーの編曲を手掛けていらしたそうです。
おふたりの浅からぬ縁に加えて、真っ赤な女の子も夏色のナンシーも共に筒美京平の作曲という事実、輪を掛けます。
この2曲に対して思う、佐久間さんの本音なのかもしれない “グッとくる言葉” が綴られている記事。
主役のアイドルだけには留まらない、才能とセンスを有した一流の制作者たちによる熱く静かな競い合い。
表と裏、両面において鎬を削っていた事実、そこに偲ばれます。


松田聖子を発掘した名プロデューサー、若松宗雄氏にインタビュー! レコーディング秘話を語る! 〜 mora

これも読みごたえがあります。素質あふれる規格外な新人時代のエピソードをはじめ、
松本隆、三浦徳子、大村雅朗、大瀧詠一(多羅尾伴内)、松任谷由美(呉田軽穂)という、
作詞・作曲・編曲の面から聖子ちゃんに魔法をかけつづけた、豪華絢爛な才人に纏わるお話が綴られます。
松任谷由美と若松さんのやりとりはとても面白いですよ。
ここでも他のアイドルに対するマーケティング戦略的な話に触れられていますね(笑)
加え、当時のアイドルにおける新曲のリリーススパンにも言及されていて、
アイドル黄金期と呼ばれるに相応しい裏側を少しだけ垣間見た気がしました。


以上、お楽しみくださいませ。
 
【御礼と雑感】 “オリオスペック Presents 80年代女性アイドル歌謡祭” を振り返って
皆さま、こんにちは。S弐号です。

「歌は世につれ世は歌につれ」
歌は時代を現し、時代の世俗も同じく歌に影響されると言われます。

ただの大酒飲みオッサンに成り果てたS壱号・S弐号が、ともに小僧だった1980年代。
テレビでは週にいくつもの歌番組が放送されていました。
生バンドをバックにした数々の歌い手さんの声を耳にしていたのであります。

“オリオスペック Presents 80年代女性アイドル歌謡祭”と銘打ったイベントでございますが、
多くのオッサン世代の皆さんにご参加いただきまして、過去一番か?二番か?というほどの盛り上がり。
終了後にもメールにて、「楽しかった!」「またやってくれ!」「第2回早よやれ!」のご意見ご感想を頂戴しておりまして、
S壱号・S弐号共、「ノリと勢いだっだけどやってよかった」、涙と酔いでモニターが霞むのでございます。

イベントにご参加頂き、思いっ切り盛り上げてくださいましたすべての皆さまへ、ここに改めて御礼申し上げます。

さて、御礼方々 “80年代女性アイドル歌謡祭”のまとめを綴ってみようと思うのです。

80年代女性アイドル歌謡祭01.jpg


アイドル歌謡の魅力とは実のところ幅が広く、しかも奥行きすら深い世界である事に気づきます。
アイドル自身の歌声やビジュアルを初めとして、そのバイオグラフィー。
裏方となる作曲家、作詞家、編曲家、プロデューサー、エンジニアの制作者サイドからの視点。
バックを強力にサポートするスタジオミュージシャンというプレーヤー視点。
これらのどれを切り口にしようとも、同じ楽曲の魅力を別々な角度で語りつくすことが出来るのです。

そんな魅力に気が付き、そして魅了された皆さまをして、
それは「アイドル好き」ではなく「アイドル愛」な領域へと昇華されているもの。そう確信する次第。

単に80年代女性アイドルの楽曲をプレイバックして終わり、ではなく、
そこに内在する魅力をどの様にして伝える事が出来るのだろう?
“80年代女性アイドル歌謡祭”を開催するにあたり、
「愛」に応えることのできるイベントにしたいと願い、実は真剣な想いを持って臨む事にしました。

そこで、アドバイザーとしてお迎えしたのが以下のお二人。
おひとりは、お馴染みe-onkyoの黒澤さん。ハイレゾ周辺事情についてのバックアップです。
お二人目は、80年代女性アイドルにあふれる愛と広く深い知見をお持ちの井上さん(一般人・しかも女性)
アイドル愛!な皆さまに十分ご納得頂けるような楽曲選定、そして80年代アイドルの知識的サポートをお願いしました。
お茶の間アイドルマニアックスな井上さん、今回のイベント企画のキーパーソンでございます。



パワフルなブレーンと共に選んだ楽曲の一例をご紹介したいと思います。

松田聖子さんは以下の2曲を選曲しました。
聖子ちゃんのキャリアの中でリリース時期の異なるこの2曲において、歌い方の変遷に気づいて頂きたかったのです。
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1.裸足の季節 (mora 24bit/96kHz ハイレゾ
2.天使のウィンク (mora 24bit/96kHz ハイレゾ
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Seiko_Squall.jpg Seiko_The9thwave.jpg
< 裸足の季節 from SQUALL / 天使のウィンク from The 9th Wave 〜 SEIKO MATSUDA>

聖子ちゃんのデビュー曲、裸足の季節。その魅力は、力強く突き抜ける歌声。
ピーカンの空の下をどこまでも疾走していけるような感覚。
それが11枚目のオリジナルアルバム、時期でいうと最初の結婚を迎える直前には
その歌唱に大きな変化が見られるのだ、ブレーンの井上さんは指摘します。
初期の聖子ちゃんの歌い方が「押す」魅力であるとすれば、
この時期の聖子ちゃんは、加えて「引く」魅力をも併せ持つのです。
スターダムへの階段を確実に昇り、積みゆくキャリア。もちろんその過程にはアクシデントもあったと言います。
時の流れと連動するように、そんなテクニックをも身につけるに至ったのでありましょう。
培ったテクニックのすべて、アイドルとして女性として微妙な時期の聖子ちゃんが、
尾崎亜美・大村雅郎が手掛けた天使のウィンクの中で惜しむことなく発揮している事実に気づくはず。
代名詞 「キャンディボイス」 〜 ここまでに至るキャリアでの集大成の観。


荻野目洋子さんは以下の2曲を選曲しました。
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1.ダンシング・ヒーロー (e-onkyo 24bit/96kHz ハイレゾ
2.六本木純情派 (e-onkyo 24bit/96kHz ハイレゾ
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oginomechan.jpg
< from GOLDEN ☆ BEST 〜 YOKO OGINOME> 

“女優・荻野目慶子さんの妹” その強烈なイメージに纏われる妹・洋子ちゃん。
ヒットに恵まれない不遇な状況。歌手というよりみゆきの声優。
そんな中、“ダンシング・ヒーロー” は世に出ます。
ユーロビート調なサウンドチューンとキレッキレのキュートな振付。
以降の “アイドル・荻野目洋子” のイメージを形成したと言ってもいいのかもしれません。
これがバカ売れする事となり、売れっ子アイドルとして広く認知されるに至ると、
やがて彼女の歌唱には自信がみなぎるようになります。その体現が、六本木純情派。
ダンシング・ヒーローには無かった “何か” がそこには見えるのです。
“妹・洋子ちゃん”から“荻野目ちゃん” へ。
世間のイメージも 「荻野目といえば “洋子” 」 になったと形容出来るのでしょう。


80年代当時は歌謡曲を売れてる順に順位付けする番組が毎週いくつもありました。
それはいつも本番で、同門対決ではなく他流試合。
しかも、アイドルからニューミュージック、演歌に至る歌謡曲全般が対象の異種格闘技戦でもありました。
その中で実績を上げる事、そして上げ続ける事をして、
これほどまでに変化や自信をもたらしていた結果に改めて気が付き、驚きを覚えます。
そして華やかな光の向こう側にある裏、というか当時の歌謡曲を取り巻く環境の過酷さに思いを馳せるのです。


最近続々とリリースされるハイレゾ版80年代アイドル歌謡曲ですが、
このハイレゾ版とCD盤の一対一比較は、歌姫・中森明菜さんで行いました。
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1.スローモーション
2.北ウィング
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akina.jpg
< from Best Collection LOVE SONGS & POP SONGS 〜 AKINA NAKAMORI >
< e-onkyo 24bit/96kHz ハイレゾ vs 同タイトルCDアルバム(CD/SACDハイブリッド) >

これはなかなか面白い比較対決でした。
実は、このハイブリッド盤のCDLayerのサウンドって抜群にイイのです。本番でも正直に褒めてしまった位のレベル。
しかしながら、やはりハイレゾはハイレゾの特徴が存在しておりました。
例えば、明菜ちゃんのバックでスタジオミュージシャンが演奏している楽器の明瞭さ。
バックの音数が沢山聴こえるので、パーカッションなどCDの時に気が付かなかった楽器の存在に気が付きます。
ボンゴと思われるそれ、おそらくは80年代にレコーディングに携わった関係者の方は当たり前に知っていたのでしょう。
でも30年もこの曲を聴いている私には、この瞬間に至るまで気づいていなかった楽器があったというわけです。
長年聴いてる楽曲から新たな発見をする場合がある。そんな嬉しい発見からまた少しアーチストに近づけた気がします。
「明菜が唄う北ウィングのロングトーンもいいけど、バックミュージシャンもホント上手いなあ・・・」
やがて、そんな感嘆の声が漏れてくるのではないか?と。
きっとすぐライナーを開いて、そこには誰がバックとして参加しているのか確認したくなる事、請け合い。

ほかにも指摘出来る事は、スピーカーが作り出しているサウンドステージの大きさ。
明菜ちゃんが唄う世界、縦方向にも横方向にもCD盤よりスケールが拡がって目の前に現れます。

この2点の差。CD盤音源との相違である事に、恐らくご参加の皆さまはお気づきになったと思うのです。



後半戦は、お客様と我々オリオスペックS壱号・S弐号による
「ハイレゾデータアーカイブス from アナログレコード&アナログカセットテープ」 の共演となりました。

お前らも仕込んでたのか?アンタらPCオーディオ屋だろ?って?
ええ。ワタシたち、プライベートではアナログレコードも聴いてるんですよ。PCM-D100もあるし(笑)

80年代アイドル歌謡のハイレゾ楽曲は、ワクワクするようなタイトルが続々リリースされております。
がしかし、黄金期である時代背景を考慮した上で相対的に見てみれば、数はまだまだ・・・といったところ。
アイドル愛な皆さまは、間違いなくそう思われるのではないか?と。

ならば、オレたちで作っちゃえばいいじゃん!
アナログレコードマスターからリニアPCM/DSDレコーダーを使って、本気のハイレゾレコーディングしちゃえばいい。
DIY精神あふれるその想い。80年代の少年少女がアナログレコードからカセットテープに録音していた気持ちと同じ。
みんな全身全霊でやってたはず。だって音楽は、生きていくため空気の次に大切なものだったからね。

当日、次から次へと音源が出てくるわ出てくるわ(笑)
「このメモリの中にありますよ。アナログレコード、24bit96kHzにしてます」
ハイレゾ化されていない河合奈保子さんのエスカレーションや岡田有希子さんのくちびるネットワークの突然の登場には、
会場がどよめきました。華やかってこういう事よね!

kawai_naoko.jpg
< 歌、ホントに上手いですね >


例えばそのお客様のアーカイブ、カートリッジはSHURE V15Type5。
Victor TT71 DDフォノモーターで皿を回して、SAECのアームからONKYO P309のフォノイコを通しTASCAM DA3000へ。
「レベル合わせは燃えます」と仰る。ええ、ワカリマスとも! 手抜かりなし、ガチじゃん!(笑)

ハイレゾ・アーカイブなのに、テイストはやっぱりあの頃のサウンドなんですよねー。
“マスターはリアルタイムなアナログレコードにあり”
しかも、ホントにお上手に録音されてらしてクオリティが素晴らしい。
「なんてったってアナログ!なんてったってハイレゾ!」 

アマチュアだってここまで出来るんです。
今は安価なリニアPCMレコーダーもいっぱいありますしね。
プロフェッショナルな世界で音楽制作に携われる方々には首を垂れてお願いしたい気持ち。
「清く!正しく!美しく!」 そんなハイレゾという大きな器を活かして、
あの時代のアイドルの気が付く事のできなかった魅力、制作者の秘めた意図を伝えてくれるような
プロしか出来ない「本気・ホンモノのお仕事」を期待しております!っと。


前代未聞の長時間延長戦になるし、早々に始まったイベント終了後のスピンオフでも
お客様の中に紛れていたとんでもない御方によるここじゃ書けないような話が飛び出ちゃう始末。
これは主催者も全くの想定外。みんな少年の目。だれも帰らないしw

とにかく盛り上った。濃かった。
書きたいことは山ほどあるのです。でも、とてもとても書ききれない・・・。
みなさんと一緒に楽しんだイベントだからそれがツライ。
触れられなかった皆さん、ホントにごめんなさい。

次回も絶対やりますよ!これはですね、オモシロイ!
だって、主催者も皆さんと一緒に盛り上がりたいんですもの。
皆さん、またいらしてくださいね。


末筆ではございますが、ご来場頂いたお客様、ご協力頂いた各位、
“オリオスペック Presents 80年代女性アイドル歌謡祭”に関係されたすべての皆さまに厚く御礼申し上げます。

P.S.
今回は夢中になり過ぎてしまい、イベント中の画像を撮影し忘れてしまいました。
ごめんなさい。



<追記>
当該記事アップ後、ご参加頂いたお客様より以下のWeb記事のご紹介を受けました。皆さまにもご紹介しておきたく。

“小泉今日子ハイレゾ化キーマンに訊く制作裏話と音へのこだわり” 〜 Phileweb

このイベントの後、e-onkyoさんから小泉今日子さんのハイレゾ音源がリリースされました。
この件にまつわる制作者サイドの方からのお話なのですが、
リアルタイムのレコーディングを知り、そして今回のハイレゾ化にも携わったエンジニアの高田さんの言葉、
「今の時代のオリジナルマスターができた」 は、特に興味深いです。
これ、“時代時代によってメディア化される音楽の表現は異なっていく” という事でしょう。
世俗・ハードウェア・技術・・・恐らくベースとなるそれらのすべては移り変わるものだから。

リアルタイムなアナログレコード時代の表現、CD初期の表現、CD全盛期の表現、そしてハイレゾ時代の表現。
80年代女性アイドルの同じ楽曲がどのように変遷しているのかをトレースして楽しんでみるのも、
それはそれでとても面白そうだな!と思うのです。


※上記に関連する情報、補足として新記事にしました。是非ご覧ください。
 【さらに補足】 “80年代女性アイドル歌謡” に関連する情報をご案内します


 
【雑感】「ES9018搭載DAC聴き比べ〜ES9018搭載のUSB DAC全4機種比較試聴会」その2
では、ネタとなりましたD/Aコンバータ4機種について、
それぞれの特徴と個人的なインプレを簡単にご紹介させて頂きます。

そうそう。機器の印象、違ってても構わないんですよ。これ、ワタシに限定された事ですので。
他の方と感じ方や捉え方に相違があってイイと思いますし、むしろそれが普通かと。
さて、あなたは各D/Aコンバータを聴いて、どの様な印象をお持ちになりましたか?



<OPPO Digital HA-1>  弊社SHOPページ
HA-1_Black_front.jpgHA-1-rear-JP.jpg

ヘッドフォンハイエンダーにはもうお馴染み。ヘッドフォンファンからの支持率、とても高いです。
製品価格が15万円台というところから見て、ES9018Sを搭載してるモデルの中でも恐ろしいほどのCPです。
バランス対応ヘッドフォンアンプでもあり、DSD11.2M対応のUSBDACでもあり、プリアンプでもある。
おまけにBluetoohまで搭載してて、これでもか!ってくらいのなんでも出来ちゃう守備範囲の広さ。

手元の試聴メモを見ますと、
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女性ジャズボーカル:太いサウンド。エネルギー感充実。
ハウス・エレクトロ:パンチとリズム感あり。炭で書いた絵のような感じ。割り切り感がイイです。
クラシック:オケのダイナミックな雰囲気を感じる押し出し。金属音の輝きが特徴的。
※炭絵のような力強さが特徴ですね。色彩感や明瞭さより、エネルギッシュに振れた魅力です。
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ミドルレンジで構成されたスピーカーモニタリングシステムでは、ビシッとハマりそうです。
繊細さや透明度はあまり重視しないけれど、押し出しやパワフルさが欲しいと仰る方には一度試聴をおススメしたいですねえ。
Daft Punk、カッコよかったですよ。お酒片手にカラダを揺らしたい気分でした。

ちなみにHA-1は、PC側の音声APIにより結構サウンドが変わるのです。
HA-1が対応しているwindowsでの音声APIはWASAPIとASIOになるのですが、
ASIO経由で再生した場合、WASAPI経由よりも透明度が増す感覚を受けました。個人的にはASIOが好みです。
また、ASIOドライバ側で “バッファ” と “レイテンシ” のパラメータをいじれます。
ここのチューンでもサウンドが変化するそうなので、ご興味のある方はチャレンジされてみては如何でしょう?

HA-1、今回並べた4機種の中では価格帯が最もリーズナブルでして、最上位はこの4倍くらいのものですから
この様な比較試聴では不利になってしまう場合が多いのです。
実際お客様からも、「HA-1可哀想だよなー」という冷静で慈悲深いお声がございました。

こんな場合は、HA-1と上級セグメントに属する他モデルのサウンドを比較して頂きながら、
サウンドクオリティも価格差同様の差があったか否かで、相対的に判別してみる手があります。
本来、価格差同様の差があって当然なところですが、もしそこまでの差を感じなかったとなれば
それはHA-1のパッケージングが見事であるという意味合い。さて、皆さまはどの様に感じられましたか?




<AURALiC VEGA>  弊社SHOPページ
vegafront.jpgvegaback.jpg

香港ベースのハイエンドメーカーからリリースされるD/Aコンバータです。
海外マーケットでの評価が高く、実績もあるモデル。
島さんによりますと、「社長がぶっ飛んでる」との事w さて、どんなふうにぶっ飛んでるんでしょうか?(笑)

ぶっ飛んでるのは社長だけではありませんでした。
このVEGA、なんとES9018SのPLLロックレンジの幅までユーザー側で可変出来ます。
PLLロックレンジ、入力されるデジタルデータとの同期において、入力許容出来るジッターの程度というか範囲を規定する閾値に関係してるそう。
で、これを弄ると、伴ってプレイバックされるサウンドも変化を見せるといいます。
ESSのこのパラメータ、一時期、技術寄りの自作系オーディオマニアさんや技術者さんの間でちょっと話題になってましたね。
レンジ幅を狭めていくことによって、より音質の向上が期待できる設定項目として。
ですが、入力許容の幅なので、このレンジ幅を狭く設定し過ぎてしまうと、入力データに対するジッター許容の度合もより厳しくなりますよね。
仮に入力側の揺れがその許容範囲を超えると、D/Aコンバートする際に音切れが発生したり、場合によっては信号をロックできなくなるケースも。
つまり、まともに動作しなくなってしまうかもしれない諸刃の剣。それでも、上手くいった時の効果は折り紙付きです。
ES9018Sの場合、8通りが存在するというPLLロックレンジの設定パラメータ。
これ、機器の安定動作に直結するDACチップの設定ですから、本来はメーカー側の責任にてFIXされるべき内容と言えます。
こんな項目をユーザーに解放してしまったAURALiC VEGA、やっぱりぶっ飛んでますw

さて、手元の試聴メモです。
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女性ジャズボーカル:粒子細かい。ボーカルが艶っぽく、前に出て来てくる。伴い、奥行きがでる。少しノッテきた感じ。
ハウス・エレクトロ:余韻、響きでハイエンドっぽい雰囲気出てきた。優しいサウンド。ボーカルが丁寧に聴こえる。
クラシック:小音量と大音量の対比が心地いい。響きがよく透明度も出る。ミドルレンジの枠を超えてる。
※粒子の細かさと響きの良さを感じ、彩りと華やかな印象を持つサウンドでした。
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PLLロックレンジの切替も試してみたのですが、今回は閾値を狭くすると音切れが発生してしまいました。
うーん、とっても残念です。
島さんの解説によりますと、電源投入後1時間程度、クロックの安定に時間が必要なのだそう。ドリフトですかね?
ちなみに、安定するまではクロック系の設定メニューも出ないそうです。
イベント時は既に電源投入から1時間を越えていたんですが、やっぱりムズカシイ設定なんですね。
この調整項目、ほんとマニアック過ぎるなw

イベントの前日あたりにちょっとテストしたんですが、その時うまくロックしてたんですよ。
参考までにその時の印象を申しますと、PLLロックレンジを狭めるとサウンドがシャープに変化しました。
ギスギスとなるシャープさとは意味が違ってまして、ピシっと背筋を伸ばし居住まいを正した感じ。
好感触だったことを補足させて頂きます。

今回利用したアンプと同一メーカーでして、明るく華やかなサウンドの世界観は一貫していました。
エレクトロニクスをAURALiCに統一して、スピーカーを好みのものに選択するという
2ブランドシステムでのシンプル構成でシステムを組んでみるのもアリだな、と思いました。

・・・実はですね、VEGAの内部コンストラクションを見ますと、その点はホント真っ当なんですよ。
リニア電源だし、ディスクリートA級のアナログ段だし。オーディオ的に王道って言いますか。
うーん、外見は普通なんだけど、行動がぶっ飛んでる人って形容すればいいのかしら。

外見がぶっ飛んじゃってるのは、どちらというと次に控える人のような気がする(笑)



<exaSound e22>  弊社SHOPページ
exaSound-e22-front.jpgexaSound-e22-back.jpg

DSD11.2M対応のモデルで最近評価をメキメキと上げているモデルです。
トランジスタなボディに、384/32PCM・DSD11.2Mの再生を実現しているハイスペックモデル。グラマラスです。
元々USBのインターフェイス周りを作っていたカナダのベンダーさんだそう。
USBのコントローラとその周辺回路についてはUSBDACのキーパーツなので、当然専門的な知識と技術が必要になります。
そのキーパーツ、殆どのDACメーカーさんは外部ベンダーのソリューションに頼っている事実がその証拠。
exaSoundには自前で解決できる高度な技術的素地がありますから、完成品メーカーへと拡がる事が出来たのでしょうね。

理論的であり、技術志向の極めて強いメーカーさんですので、
ACアダプタを “あえて” 採用する電源部周辺をはじめとしてコダワリの要素がいっぱいあるのだそう。
内部構成、かなりキテます。外見はぶっ飛んでますけど、でも行動は極めてまともな人です(笑)
その中で今回ご紹介したいのは、音声APIのお話。ASIOに絶対的な信頼を置いているそうで、
USB Audio Class2.0のクラスドライバを標準実装しており、且つ一般的にCoreAudio APIを利用するMacOSXでも、
なんとexaSound提供のASIOを利用するのだそう。ノンドライバーではなく自社製ドライバをインストールする仕様です。
ですので、このモデルはMacOSXでもDSD11.2Mの再生を実現出来ている、とても数少ないDACのひとつです。
ここはさすがにUSBインタフェース分野のスペシャリストとしての面目躍如。

で、手元の試聴メモです。
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女性ジャズボーカル:サウンドステージ広い。漂う空気感とライブの雰囲気。サックスがいい。時間がゆるやかに流れる。
ハウス・エレクトロ:余韻・響き・力感・切れ、高いレベルでバランス。打ち込みのパルシブな刺激をちゃんと受ける。やっぱりサウンドステージが3Dで広い。
クラシック:ハイエンダーに評価を受けるだろうサウンド。柔と硬の対比がわかる。特に柔が魅力。サウンドステージが他のモデルより3Dで広くなる。
※サウンドステージの大きさと、透明感・余韻がとても魅力的です。ハイエンダーのからの評価が高いのがなるほど理解出来ます。
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このe22、最近モデルチェンジでリリースれた後継モデルなんですが、前作e20より明らかに良くなってる印象。
前作e20が持っていたオーディオ的なサウンドの美しさに加え、音楽の楽しさも加味されたように感じます。
元々カシコクてデキル人に、人懐っこいフレンドリーさが加わって、人間がより成熟した様な感覚かなあ。



<Resonessence Labs INVICTA MIRUS>  弊社SHOPページ
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ESS Technologyのコアメンバーによって構成されている、カナダのResonessence Labs。
別会社ではあるものの、濃密な関係性から事実上のESSによるリファレンス・デザインと形容されております。
なので、今回の趣旨をしてこのイベントには絶対欠くことのできないブランドなのです。

このINVICTA MIRUS、パーツコストの高いES9018Sを2枚搭載しておる豪華版仕様。
つまり、ES9018Sのモノ出力チューンという事。価格も60万を超えるモデルとなっております。
アナログ段に採用されたOPアンプに並々ならぬコダワリがあるそうで、ここは理論武装も完璧だそう。(詳しくは公式webで)
機能的にみると、なんとSDカードスロットを実装しており、PCレスでもSDカード内の音源ファイルを再生可能。
PCに対するアレルギーがある方でも、レベルの高いファイルオーディオを楽しむことができるのです。

では、手元の試聴メモです。
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女性ジャズボーカル:低域側に特徴。重量感があるが、もたつきはなく切れも感じる。太さと押し出し感、そこに影を感じる。
ハウス・エレクトロ:パルシブなキレとそれに反する落ち着きが不思議とバランスしている。重量感とパンチのあるサウンド。
クラシック:ジェントル。太くてエネルギーを持つが、決して暴れない。ミッドレンジの充実。
※ミドルレンジモデルが持つ好ましい力強さを保ちつつ、ハイエンド的空間表現要素と重厚な落ち着きが同居したサウンド。陰影あるシックな表現が印象的でした。
※特徴ある重厚で暖かみを持つサウンド基調は、スピーカーの後方に当たるシステムの真裏でケーブル結線をカチャカチャ変えていたS壱号も感じてたそう。
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さて、ES9018Sには2種類のデジタルフィルターが標準実装されているのですが
INVICTA MIRUSには、それ以外にもオリジナルのデジタルフィルタを実装しています。
これ、ESS Technologyのチップ製品の枠内では実現できなかったことを
完成品のレベルで追加実装してみようという野心的試みらしいです。理想と究極の追及なのでしょう。
実装されているデジタルフィルターの数は、なんと7つ。
可変のデジタルフィルターを持つDACは少しずつ増えてきましたが、7つって数はちょっと多いぞw
その設定パラメータ、ユーザーに全部いじらせてくれるのかよ。ホントに驚き。

実際に試聴したパラメータは、個性の違う以下の3種。
---------
1.Fast Rolloff ⇒ ES9018S標準実装フィルタ <周波数特性重視型>
2.Linear Phase Fast Rolloff ⇒ Resonessence Labsが求めた理想 <数学的特性に対し特に配慮した周波数特性重視型>
3.Linear Phase Apodizing ⇒ Resonessence Labsオリジナル <天体観測向ノイズフィルタがベースだそう>
----------

1を基準にすると、こんな感じの変化を感じました。
2ー 精密な音。ちょっと耳につく場合があるかもしれない
3ー 表情がやわらかく、押し出し感が出る

これ、おそらくは個々人の好みで意見が別れると思います。
ちなみに、日本のマーケットではFast Rolloff系のフィルタが好まれるそうなのですが、
アメリカなどではApodizingが好まれる傾向にあるらしいのです。



うーん、これら4機種、全部ES9018Sなんですよねー。サウンド、それぞれ別モノ。魅力も違うし。
言葉って、こういう事を伝えるのには無力ですねー。うーん、書き手としてかなり苦しいw
exaSound e22とResonessence Labs INVICTA MIRUSなんて、方向性が全く違うんですもの。
クラリティとかトランスペアレンシーにウェイトを置いたハイエンドサウンドか、
重量感や力強さ、エネルギー感にウェイトを置いたシックなハイエンドサウンドか、そんな感じ。
OPPO Digital HA-1やAURALiC VEGAも、それらとは魅力が全然違いますし。
DACチップって構成要素のひとつに過ぎない事を実感。絶対的な指標じゃないですね。

イベント終了後、何人かの顔見知りの方に印象をお伺いしましたところ、
好印象を持たれたD/Aコンバータはそれぞれでバラバラ(笑) 好みってこういう事なんですね。

ワタシもそうでしたし、ご参加の皆さんにも仰って頂いたのですが、
「マニアックで面白いイベントでした」っと。ウレシイです。ありがとうございます。

2/14までは、このイベントと同一の環境で全4機種をご試聴頂けるようにしております。
イベントに参加できなかったぜ、チキショー!って方。前々から試聴してみたくって興味津々な方。
イベントじゃ聴き足りなかったんだわって方。次はオレの音源で聴かせてくれよー!って方。
そんな迷える皆さんをオリオスペックの試聴ルームにてお待ちしております。音源片手にどうぞご来店ください。



やっぱりですね、ハードはちゃんと試聴して決めないといけないんだなーと改めて実感。
雑誌や他人様のご意見ではなく、皆さん自身のお好みで。どうぞ実体験にて発見してくださいませ。
探すのは、あなたにとってのオンリーワン。

そんなお手伝い、オリオスペックで承りますよ。
店舗に無い試聴機もありますので、聴きたいモデルを事前にご相談ください。
試聴機の借り受けが出来る機種であれば、あなたのためにご用意させて頂きます。
皆さんのいつもお聞きになっている楽曲で是非オーディションしてください。
そして、ワタシ達と「あーだのこーだの」ってオーディオ与太話をしませんか?(笑)
お問い合わせ、ご来店、心よりお待ちしております。

【追記】
エミライ様扱いの製品につきましては、為替レートの関係で、2015/3/1より値上げの予定です。
ご検討中のお客様は、今が従来価格でご提供できる最後のチャンス。どうぞお見逃しなく。

 

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